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【無駄でしかない】遺伝子検査はダイエットに意味ない訳とは

ダイエットの知識

自分の遺伝子を知ることでダイエットで何をすれば痩せやすいのかがわかる遺伝子検査ダイエット。

昨今インスタグタムを中心に話題になっていますが、本当に効果があるのでしょうか。

確かに自分の遺伝子を知ることでダイエットを効果的に進められそうな気はしますが、実は全くもってこの検査は意味がないのです。

この記事では遺伝子検査がダイエットに意味ない訳について解説していきます。

【無駄でしかない】遺伝子検査はダイエットに意味ない訳とは

まず遺伝子検査ダイエットについて簡単に説明すると、日本人の肥満は4タイプに分かれていて、検査をすればこの4タイプのどれかに当てはまり、その結果に基づいて企業によってはタイプ別の食事法だったりサプリメントの紹介をしています。

  1. 「リンゴ型」(β3AR遺伝子):糖質で太りやすいタイプ
  2. 「洋ナシ型」(UCP1遺伝子):脂質で太りやすいタイプ
  3. 「バナナ型」(β2AR遺伝子):筋肉がつきにくいタイプ
  4. 「アダム・イヴ型」(遺伝子に変異なし):生活習慣に問題あり?タイプ

遺伝子検査が意味ない訳

先ほどもお話しした通り遺伝子検査で調べられるのは3〜4種類の遺伝子だけ。
しかし実は体脂肪合成に関わる遺伝子は「50以上」になると言われています

だから、3つ、4つの遺伝子を調べただけで、
あなたは○○○型です!」なんて判定して良いものなのでしょうか

アメリカの精神科医であり生命論理学者のロバート・クリッツマン博士は「遺伝子検査について」このように述べています。

一冊の本を読もうとする時に、各ページの1文字だけを読んでいるようなものです。
DNA情報のうち99.9%を見ずに結果を出そうとしていることであり、得られる情報は自ずと限られている
。」

だから遺伝子検査をしたところで知れる情報はごく僅かで、その情報を頼りにダイエットしたところでほとんど意味ないのです。

遺伝子検査ダイエットは「日本」と「イギリス」でしかされていない!?

経済産業省の調査によると「遺伝子検査」はほとんどの国で規制されています。
規制されていないのは「日本」と「イギリス」だけだったそうです。

我が国日本には“DTC遺伝子検査ビジネス”を評価・認証する為のルールが存在しないため、品質が保証されているか把握することは極めて困難ということになります。

だから実はすごい無法地帯なビジネスだったのです。
アメリカでは食品医薬品局(FDA)が、この手法でビジネスをしている業者に対し「遺伝子結果のばらつきが大きい点」や「遺伝カウンセリング」などの顧客と面と向かって説明し疑問や混乱に対応できる体制を整備しろ。
と促したところ、
業者の撤退が相次ぎ、現在ではこの手のビジネスは存在しなくなったとか。

そもそも、私たちが病院に行くとき診察室でお医者さんからカウンセリングを受けると思いますが、私たちの遺伝子を調べるという検査にこういうカウンセリングが無いのはおかしい話ですよね。

逆に企業側としては、「病院に行く必要がない!誰でも簡単に調べられる!」という部分を売りにしてるんでしょうが…

厚生労働省の記事によると、遺伝子タイプに合わせて作られたサプリメントやレトルト食品、運動や食事のプログラムが、「各遺伝子タイプとの医学的・統計学的研究において明らかな優位性が認められたという報告はない」とのことです。

結局は、「当たり障りの無いようなプログラム」を設定しているのでしょう。
闇が深いですね。

※DTC遺伝子検査ビジネスとは
DTCとはDirect To Consumer の略で、
医療を介さずに直接消費者に販売提供されるという意味です。

まとめ

今回は遺伝子検査ダイエットが意味ないことについて解説させていただきました。

一見効果ありそうな遺伝子検査ダイエットですが、実際知れる情報はごく一部なのでほぼ意味ないです。

あまり虫がいい宣伝には騙されないように注意しましょう。

参考書籍:
ダイエット ‐理論編‐: 山本義徳 業績集12 山本義徳業績集12
参考記事:
遺伝子診断・遺伝子治療の新しい展開−厚生労働省

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