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【糖質こそ夜に抜くな】むしろ夜にまとめて食べた方が良い理由

ダイエットの知識

夜は食べたら寝るだけだから糖質を抜くと痩せる。というように夜に糖質を摂ると太ると言われていますが、実際どうなのでしょう。

確かに糖質などのエネルギー源は活動するために摂るわけなので、食後に活動しない夜の場合は糖質を抜いた方が良いような気はします。

しかし実はそんなことありません。
むしろ1日分の糖質を夜にまとめて食べた方がダイエット効果が期待できるかもしれません。

【糖質こそ夜に抜くな】むしろ夜にまとめて食べた方が良い理由

糖質を夜に摂ると太る。ダイエット関連の本などにもよくこのようなことが書かれていますが、実際そんなことはなさそうです。

イスラエルで行われた実験で25歳〜55歳までの警察官78人を対象に、
・「糖質を夜にまとめて食べる群」
・「糖質を1日3回に分けて食べる群」
にわけて、6ヶ月間のダイエットを行いました。

その結果以下のようになりました。

糖質を夜にまとめて糖質を1日3回
体重11.6kg減少9.06kg減少
体脂肪率6.98%減少5.13%減少
ウエスト11.7cm減少9.39cm減少

このように夜にまとめて糖質を摂った方が体重・体脂肪ともに大きく減少したのです。
この研究では1日の摂取カロリーは「1300〜1500kcal」で摂取カロリー比率は「タンパク質20%:脂質30%:炭水化物50%」です。

摂取カロリーに関してはカロリー制限をしていますが、カロリー比率を見ても分かる通り炭水化物(糖質)はしっかり摂取しています。

そしてこの糖質を1日3回均等に摂るか、まとめて夜だけに摂るかを6ヶ月続けただけでこのように差ができたのです。

また糖質を夜にまとめて摂った場合健康的にも良いようです。

  • LDLコレステロールの減少
  • HDLコレステロールの増加
  • 炎症を示す指標の低下

このようにダイエット効果を高めただけでなく、健康的な面を見ても糖質は夜にまとめて摂った方が良いのです。

ではなぜ糖質をまとめて夜に摂った場合に、こんなにもダイエット効果が高まったのでしょうか。

糖質を夜にまとめて摂ると増えるアディポネクチンとは

糖質を夜にまとめて摂るということは糖質を摂取しない時間が長くなります。
そのためインスリン感受性が高まり、アディポネクチンが増加したからだと思われます。

アディポネクチンとは脂肪細胞から分泌される生活活性物質(アディポカイトサイン)の善玉物質の1つです。

そしてアディポネクチンには炎症反応を抑制したり、体脂肪を減少させる働きがあるのでこの効果が働き、夜にまとめて糖質を摂った方がダイエット効果が高くなったのだと思われます。

夜に糖質を抜くのも悪くはない

今回紹介した実験のようなダイエット効果を得るには、朝食と昼食では糖質をぬいて夜にまとめて糖質を摂らなければなりません。

確かに朝は食欲がなく、ご飯などの炭水化物(糖質)を食べないという方もいると思いますが、そういう方にはぜひ実践していただきたいです。

しかしその逆で朝は絶対ご飯を食べたい派の方も多いと思います。
だからそんな方は朝食と昼食ではしっかり糖質を摂って夜に糖質を抑える食生活をすると良いでしょう。

また、最近では低糖質で美味しいプロテインバーなどもあります。
今回紹介した実験で夜にまとめて糖質を摂った人たちも昼食などで野菜を食べていました。

だから朝食や昼食で全く糖質を摂らなかった訳でもなさそうです。(野菜にも少し糖質が含まれているため)
朝食と昼食ではそのような低糖質な食べ物を食べて夜にまとめてご飯などを食べるのも良いでしょう。

まとめ

今回は糖質を夜に抜くよりもむしろ夜にまとめて摂った方が良い理由について実験結果をもとに紹介させていただきました。

糖質を夜にまとめて摂った方が1日3回均等に糖質を摂るよりも、ダイエット効果や健康面でも良い影響があります。

だから朝食や昼食では糖質を抜き(低糖質)、その分夜にまとめて糖質を摂ると良いでしょう。

参考書籍:ダイエット -実践編- 山本義徳業績集

参考文献:Greater Weight Loss and Hormonal Changes After 6 Months Diet With Carbohydrates Eaten Mostly at Dinner

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