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よく噛むだけでダイエット効果が高まる!?その理由とは

ダイエットの知識

新生銀行の「サラリーマンのお小遣い調査」によると男性の平均昼食時間は1983年の33分に比べて2016年では21.4分と短くなっており、
中には10分以下と回答する人が10.1%もいました。

日本咀嚼学会によると、
現代人の噛む回数は620回で食事時間が11分。
それに対し今から約80年前の戦前では噛む回数1500回食事時間22分、
卑弥呼の居た弥生時代では噛む回数3990回で食事時間が51分だったそうです。

このように現代を生きる私たちは噛む回数が減ってきています。
では、よく噛むだけで本当にダイエット効果は高まるのでしょうか?

よく噛むだけでダイエット効果が高まる!?その理由とは

よく噛んで食べるだけでダイエット効果が高まることはいくつかの研究で明らかになっています。

噛むこと研究所が行なった男性10人を対象にブロック状の栄養補助食品300kcalを、

  • できるだけ早く食べた時:平均103秒、噛む回数137回
  • ゆっくり食べた時:平均497秒、噛む回数702回

の「食事誘発性熱産生(DIT)」を比較しました。

その結果、ゆっくり食べた時の方が当たり前に噛む回数は増えました。

そして、よく噛んで食べた方が食後90分間の食事誘発性熱産生(DIT)が大幅に増え、ダイエット効果を高めることがわかりました。

これは噛む回数が増えたことで胃や小腸に血液を送る動脈の血流量が増加して消火活動が活発になりダイエット効果を高めたとのことです。

※食事誘発性熱産生とは食事による代謝のこと。
>>詳しくはこちらから

ダイエット効果を高めるだけで終わらない。よく噛むことの効果

実は噛む回数を増やすことでダイエット効果以外にも、さまざまな効果が期待できます。
卑弥呼の歯がいーぜ」という標語をご存知でしょうか?

この標語は卑弥呼が活躍していた弥生時代に現代の約6倍の咀嚼回数があったことから、
よく噛むことの効果を標語にしたものですが、それぞれの言葉について読み解いていきましょう。


ひ:肥満予防

時間をかけてよく噛むことで、脂肪細胞から分泌されたレプチンという
食欲を抑えるホルモンの分泌が刺激される。

レプチンの働きにより食欲が抑えられ、満足感を得やすくなりダイエット効果を高めたり肥満予防になる。

み:味覚の発達

よく噛むことで食べ物の味が唾液中に溶け出し、食べ物の味を感じる味蕾に届けられ美味しさを感じる。

唾液中の成分は味蕾を保護し再生する働きもある為、
よく噛まずに食事をすると唾液の分泌量少なくなり、味覚を感じにくくなる。

こ:言葉の発達

よく噛むことで顔の筋肉が発達し発音がはっきりとする。
また、表情筋を発達するので顔の表情も豊かになる。

の:脳の発達

よく噛むことで、脳細胞が活性化され記憶力や学習効果が向上すると言われている。

またよく噛むことはストレスによる記憶力低下を改善し、ストレスを軽減させると言われている。

は:歯の病気の予防

よく噛むと唾液の分泌が促進される。
唾液には殺菌作用や抗ウイルス作用があり、歯のエナメル質を保護する為
虫歯予防になる。

が:ガンの予防

唾液中の酵素は活性酸素を除去する為、ガンの予防や生活習慣病の予防に役立つとされている。
活性酸素とは:身体を酸化させ、生活習慣病を引き起こす原因となる物質

い:胃腸の働きを促進する

よく噛んで食べることで胃や腸の消化液の分泌を促し、胃腸への負担を減らす。

ぜ:全身の体力向上

よく噛んで食べることで、体力や運動能力の向上につながる。
また、噛みしめる力を育てることにより集中力を高める効果がある。


このようによく噛んで食べることはダイエット効果を高めるだけではなく、病気の予防や体力の向上など得られる効果はかなり大きいようです。

まとめ

今回はよく噛んで食べることの重要性についてお話しさせていただきました。
私たち現代人は時間に追われ、なかなかゆっくり食事を楽しむという機会が減ってしまったように感じます。

このような時代の背景が肥満の人を増やしているとも言えます。
ダイエットの時はもちろんですが、これを機に昨日よりも1回でもいいので噛む回数を増やす心がけを行ってみてください。

それが習慣化していければ、太りにくく健康な身体を手に入れられるはずです。

参考文献:噛むこと研究所

参考書籍:

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