筋トレでエネルギー不足を防ぐために摂るべきサプリとは
筋トレをしていてエネルギー不足を感じたことはありませんか?
特にジムなどで器具を使って高強度な筋トレを行うとエネルギー不足になりやすく思うような筋トレができなくなります。
もちろんエネルギー不足の状態で筋トレを行っても筋肉に負荷がかからず筋肥大も見込めません。
だからそうならないために筋トレ中や筋トレ前に摂っておきたいサプリを紹介します。
この記事の目次
筋トレでエネルギー不足を防ぐために摂るべきサプリとは

冒頭でもお話ししましたが、ジムなどで器具を使って行う高強度な筋トレはエネルギー不足を招きやすいです。
だからそうならないように適切なサプリを摂る必要があります。
ではどのようなサプリを摂ればエネルギー不足を防ぐことができるのでしょうか。
筋トレで使われるエネルギーとは
筋トレでエネルギー不足にならないようにするためには筋トレで使われれるエネルギーについて知る必要があります。
筋トレを通じて筋肉を収縮させるためには、筋繊維に含まれるATP(アデノ3リン酸)を分解してエネルギーを作る必要があります。
要するに筋トレではATPが使われるのでこのATPが不足しないようにすればエネルギー不足にはなりません。
ではどのようにしてATPは作られるのでしょうか。
エネルギー不足を防ぐATPの作られ方
筋繊維がATPを作る仕組みには3つの方法があります。
- クレアチリン酸系
- 解糖系
- 有酸素系
そしてこれらは運動強度やエネルギーが必要な時間量によって使い分けられています。
運動強度の高い筋トレでは主に
- クレアチリン酸系
- 解糖系
が使われます。
クレアチリン酸系とは
クレアチリン酸は通常、筋繊維に貯蔵されており筋トレを行う時に使われます。
しかし実際、筋繊維に含まれるクレアチリン酸の貯蔵量は少なく“7〜8秒程度”の筋収縮で無くなってしまいます。
そこで筋トレ中にクレアチンをサプリとして摂ることで体内のクレアチリン酸量が増えATPを作り出す能力が高まり、エネルギー不足を防げるのです。
筋トレ前や筋トレ中は3〜5gのクレアチンをサプリとして摂るようにしましょう。
解糖系とは
筋トレ中は基本的に糖(グリコーゲン)がエネルギー源になります。
このグリコーゲンとは筋肉や肝臓に蓄えられており、これを分解してATPを作り出します。
しかし解糖系の場合でも最大限の筋収縮が可能な時間は30〜60秒程度と言われており、エネルギー不足になりがちです。
よく筋トレ中にCCDやマルトデキストリンなどの糖分を摂れと言われていますがエネルギー不足を防ぐためには筋トレ中にこのようなサプリを摂るようにしましょう。
【補足】ATPとは
ATPとはアデノシンと3つのリン酸が結合したもので分解される際にエネルギーを放出します。
この分解によってリン酸が1つ減ったADP(アデノシン二リン酸)をATPに再合成するのに必要になるのがクレアチンリン酸です。
“ATP→ADP→ATP→ADP”と繰り返し分解、再合成が行われることで継続的にエネルギーを得ることができています。
まとめ
今回は筋トレでエネルギー不足を防ぐためにとるべきサプリについて紹介させていただきました。
筋トレ中は主にクレアチリン酸系と解糖系でATPが作り出されます。
だから筋トレ前にクレアチン、筋トレ中にはクレアチンとCCDやマルトデキストリンなどの糖分をしっかり摂るようにすることでエネルギー不足を防ぐことができます。
筋トレ前に糖を摂ってしまうと血糖値が下がり低血糖の状態で筋トレを行うことになりかねませんので気をつけてください。