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筋肉をつけたいならピープロテインが効果的だった!?

サプリメントの知識

筋トレをしている方なら、筋トレ後にホエイプロテインを飲んでいる方が多いのではないでしょうか。

ホエイプロテインにはアミノ酸が多く含まれるため、筋肉をつける上で効果があることは科学的にも証明されています。

しかし、最近になってホエイプロテインよりもピープロテインの方が筋肉をつける上で効果があることがわかってきました。
この記事ではピープロテインの効果について紹介していきます。

筋肉をつけたいならピープロテインが効果的だった!?

実は最近になってホエイプロテインよりもピープロテインの方が筋肉をつける上で効果が高かったということが、ある実験で明らかになりました。

そもそもピープロテインとはどのようなプロテインなのでしょうか。

ピープロテインとソイプロテインの違いとは?

ピープロテインとはえんどう豆から作られたプロテインのことです。それに対しソイプロテインとは大豆から作られたプロテインのことを指します。

植物性のプロテインなので「ソイプロテインと違うの?」と思うかもしれませんが原材料が違うので全くの別物になります。

ピープロテインはソイプロテインと比較して

  • アレルゲン(アレルギーの原因物質)が少ない
  • イソフラボンが少ない

などの特徴があります。

特にソイプロテインに含まれるイソフラボンの主成分は、
植物性女性ホルモンなので多量に摂るとさまざまな副作用の危険性があります。

このような副作用の心配がないのがピープロテインなのです。

ピープロテインは筋肉をつけるのに最適

冒頭でもお話しした通り、ピープロテインはホエイプロテインよりも筋肉を作る効果が高いかもしれません。

161人の筋トレ経験者の男性を対象に12週間に渡る研究が行われました。*1
彼らを3つのグループ
・「ソイプロテイン群」
・「ホエイプロテイン郡」
・「プラセボ郡」
にわけて筋トレ(腕の筋トレ)を行わせて、それぞれ上腕二頭筋の厚さを超音波装置で計測しました。

その結果、

  • 筋肉量はホエイプロテインに比べてピープロテインの方が少し増加
  • 筋力はホエイプロテインとピープロテインで同等程度の増加

という結果になりピープロテインの方がホエイプロテインよりも「やや筋肉をつける効果が高い」という結果になりました。

効果が高かったピープロテインのアミノ酸組成

なぜ「ピープロテイン」を摂取した群が「ホエイプロテイン」よりも筋肉量が増加したのか。

基本的に植物性プロテインは動物性プロテインと比較してアミノ酸が少ない傾向にあります。
だからこれまでの常識だと筋肉をつけるにはホエイプロテインが効果的であると言われてきました。

しかしこの研究ではこれまでの常識とは逆の結果に。
なぜこのような結果になったのか筋肉に影響を与えそうなアミノ酸組成を「ピープロテイン」と「ホエイプロテイン」で比較してみました。

100gあたりのアミノ酸組成(g):

ピー(pea)ホエイ(whey)
アラニン3.34.1
アルギニン6.62.1
アスパラギン酸8.98.7
システイン0.81.9
グルタミン酸13.213.9
グリシン3.11.5
ヒスチジン1.91.5
イソロイシン3.74.9
ロイシン6.48.6
リジン5.77.2
メチオニン0.81.6
フェニルアラニン4.22.6
プロリン3.44.7
セリン3.94.2
トレオニン2.85.7
トリプトファン0.71.5
チロシン3.12.8
バリン4.04.6

表を見てみると、ピープロテインはホエイプロテインと比較して、
BCAA(ロイシン、イソロイシン、リジン)やシステインが少ないです。

だから筋肉にはホエイプロテインの方が良さそうなのですが、その代わり
ピープロテインにはアルギニンがかなり多く入っています。

このアルギニンの多さが筋肉に影響を及ぼしている可能性が高いです。
しかもその量はホエイプロテインの約3倍で100gあたりなんと6.6gも入っています。

アルギニンには血管を拡張させたり、成長ホルモンの分泌を促す働きがあるので
筋肉を作る上で欠かせない成分の1つでもあります。

筋トレをしている人がアルギニンを摂る理由はここにあります。

ピープロテインの効果についてのまとめ

今回はピープロテインの効果について紹介させていただきました。

ピープロテインは植物性プロテインでありながらも筋肉をつける上でホエイプロテインよりも「やや効果が高い」という結果に。

このような結果になったのは恐らくピープロテインにはホエイプロテインの約3倍のアルギニンが含まれているからでしょう。

アルギニンには血管を拡張させたり、成長ホルモンの分泌を促す働きがあるので
筋肉を作る上で欠かせない成分の1つでもあります。

しかしピープロテインはホエイプロテインやソイプロテインと比較して価格が高い傾向にあります。

まだまだ主流のプロテインにはならないかもしれませんが、ピープロテインにはピープロテインにしかないメリットもありますので気になる方は1度試してみても良いかと思います。

※この研究は「NUTRALYS®」というピープロテインを販売している会社が出資して行われた研究です。
だから100%信頼できるというものではないですが新しい知識として覚えておいても良さそうです。

参考文献:
*1Pea proteins oral supplementation promotes muscle thickness gains during resistance training: a double-blind, randomized, Placebo-controlled clinical trial vs. Whey protein

参考書籍:

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