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【実は効果なし!?】グルテンフリーを選ぶ必要がないわけとは

食の安全

最近スーパーやコンビニで「グルテンフリー」の表示がされたパッケージを目にすることが多くなり、グルテンフリーを選ぶことで健康に良いような風潮が流れています。

ただ何となくグルテンフリーの言葉に目を引かれて商品を購入している人も多いのではないでしょうか。
しかし実は日本人にはグルテンフリーの商品は効果がないかもしれません。

この記事ではグルテンフリーが日本人に効果がないわけについて解説していきます。

【実は効果なし!?】グルテンフリーを選ぶ必要がないわけとは

最近ではグルテンフリーダイエットという言葉を耳にするくらい日本でもグルテンフリーが流行ってきました。

実際にグルテンフリーについて書いてある本のレビューを見てみると、「体重が減った!」「体調が良くなった!」などのレビューが見られましたが、実際どうなのでしょう?

セリアック病ではない11万人を26年間追跡した調査ではグルテンを多く摂取しても心筋梗塞の発症率とは関係ないとされ、

また、グルテン摂取量が最も多いグループは、最も少ないグループに比べて「糖尿病発症リスクが13%低かった」という結果もあります。

いずれの研究でも、
グルテンフリーによる穀物繊維の摂取量不足は心血管(心臓・血管などの循環器における疾患)のリスク増やす可能性がありセリアック病では無い人はグルテンフリーの食事をすることは推奨しない」としています。

グルテンフリーダイエットをして「体重が減った!」「体調が良くなった!」
その要因はグルテンではなく糖質摂取量が減ったことによる効果なのかもしれません。

なぜ効果のないグルテンフリーの商品があるのか

※グルテンとは

グルテンあるいは麩質(ふしつ)は、小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種であるグルテニンとグリアジンが水を吸収して網目状につながったもの。料理では小麦粉に水を加えてこねる事でこれら2つのタンパク質が絡みあわせてグルテンを作る。(中略)グルテンは食物アレルギーの原因となるタンパク質でもある。日本での小麦の使用には食品表示義務があるが、グルテンの有無には法的表示義務はない。

出典:Wikipedia

グルテンが問題視されたのは、「セリアック病」という自己免疫疾患の病気がきっかけとされています。

セリアック病とは、小麦、ライ麦、などのタンパク質を摂取することにより、小腸の粘膜が炎症を引き起こし栄養素の吸収能力を低下させる。

小腸はタンパク質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を吸収する臓器であるため、これらを吸収する能力が低下すると栄養失調による体重減少、貧血、疲労感などが起こり最悪死に至る場合もあるのです。

その上厄介なのは少しでもグルテンを摂取すると免疫系が反応してしまい、完全に体内から消えるまで正常な細胞に攻撃を続けてしまうということです。
だからそんなセアリック病の人のためにグルテンフリーの商品ができたのです。

日本人は「セリアック病」とは無縁!?

先ほどもお話しした通りセアリック病はかなり厄介な病気です。しかしセリアック病は遺伝性疾患の病気で主に北欧の人々にみられます。

  • 欧州(アイルランドやイタリア)などでは150人に1人
  • 米国の一部の地域では250人に1人程度

が疾患すると推測されています。

しかし日本はどうでしょう?
日本人はもともと米を主食にしてきた民族なわけで小麦を食べるようになったのは最近のこと。

だからグルテンとの関わりも少ない上に、遺伝性疾患であるセリアック病はほとんど存在しないとされています。

それでも効果のないグルテンフリー商品が増え続けるわけ

ここまで読み進めていただけたのであればグルテンフリーが日本人にとって無縁であることは理解していただけたかと思います。

でもなぜ商品パッケージに「グルテンフリー!!!」と大きく主張するような商品が増え続けているのでしょうか。

ここにはちょっとしたビジネスが隠れています。
日本では「グルテンフリー」の表示義務はありませんがアメリカでは「グルテンフリー」と書かれた商品は同じ商品に比べて「2〜3割高く」売られているそう。

店によっては2倍近くも価格差が見られる場合もあるというのだから驚きです。そこで、日本企業もそれを真似したというわけなのです。

商品名に「グルテンフリー」と入れたところ、特に海外で人気の高い米粉ラーメンは3年前に比べて10倍の売り上げになったそうです。

日本食は海外でも「ヘルシーな食事」として人気が高いため、それが「グルテンフリー」になってくれたら海外ではウケが良いのかもしれません。
そんな経緯もあり、ここまでグルテンフリーの商品が増え続けているのです。

まとめ

今回はグルテンフリーが日本人に効果ない理由について紹介させていただきました。

グルテンフリーの商品を選ぶことで確かに体重が減ったり身体が元気になるかもしれません。

しかしそれは糖質を摂らなかったことによって引き起こされたもので日本人にとってグルテンフリーの商品自体は特に効果ありません。

だから無理してグルテンフリーの商品を探して買わなくても大丈夫だしグルテンフリーダイエットをするのであれば普通に糖質制限ダイエットをお勧めします。

参考書籍:ダイエット ‐理論編‐: 山本義徳 業績集12 山本義徳業績集12
参考記事:コメは「グルテンフリー」=健康な食事? 海外セレブも実践 日本では売り込みに整備を急ぐ

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