【ウソ?ホント?】低GI値の食品はダイエットの効果を高めるのか?
ダイエットをする上で必ず知っておいた方が良いのが食品のGI値です。
一般的にGI値の低い食品の方が腹持ちがよく、脂肪になりにくいためダイエットに効果的と言われています。
しかし最近では低GI値の食品はダイエットの効果を高めないし「嘘だ」と言われる記事まで存在します。
さて、どっちがホントでどっちがウソなのか。
ラットを使って行った実験を見てみましょう。
【ウソかホントか】低GI値はダイエットの効果を高めるのか?
今回紹介するのは人間の身体で実験したものではなくラットを使って行われた実験です。
だから必ずしも人間の身体でも同じことが起こるとは言えませんが、参考にこの実験を見ていきましょう。
【ホントかも】低GI値の食品はダイエットに効果的
合計48匹のラットを「高GI値摂取郡(RAC)」と「低GI値摂取群(SAC)」に分けて両者同じカロリー分の餌を最大40週間にわたって与え続けました。

その結果、
高GI値摂取郡(RAC)は低GI値摂取群(SAC)と比較して40%体脂肪が増え、また低GI値摂取群(SAC)は筋肉量が増えました。
これはラットで行われた研究ではありますが、この結果を見る限りはGI値が低い食品は体脂肪を減らしダイエットに効果があると言えそうです。
※GI値(Glycemic Index)とは食後のインスリンの出方を数値で表したもの
一工夫でGI値は下げることができる!

ラットでの研究結果ではGI値が低い食品の方がダイエットには効果的であることがわかりましたが、気にしすぎては疲れてしまいますよね。
好きな時に好きなものを食べたい。きっとそう思うはず。
だからダイエットの時にはある「一工夫」を行いましょう。
それはGI値の高い食品を食べる時はGI値の低い食品を一緒に食べることです。
例えば私はすき家の牛丼が好きなのですが、牛丼だけではGI値が高め。
だからトッピングでサラダや、ゆで卵を注文して食事全体のGI値を下げるのです。
またGI値が高いとダイエット中に敬遠されがちな白米ですが、白米だけで食べるという方はほとんどいないでしょう。
おかずとして魚や漬物と一緒に食べることで食事全体のGI値を下げることができます。
食品別のGI値についてはこちらから
・食品別GI値一覧表
まとめ
今回は低GI値の食品がダイエットの効果を高めるのかということについてお話しさせていただきました。
今回紹介したラットで行われた研究によると確かに低GI値の食品は体脂肪を減らすためダイエットに効果的と言えるでしょう。
しかしGI値の気にしすぎは禁物。
白米やうどんなどの高GI値の食品を食べるときは一緒に低GI値の食品も摂るようにしましょう。
そうすることで食事全体のGI値を下げることができます。
ぜひ今日からの食事で実践してみてください。