今や健康のためには欠かせないサプリメント。
ドラッグストアはもちろんコンビニでも手軽に購入できる時代になりました。
しかし「日本製は間違いない」と日本のサプリメントばかり買っていませんか?
実はサプリメントに関しては日本製よりもアメリカ製の方が良いものが多いんです。
今回はアメリカと日本のサプリメントの違いについて紹介していきます。
アメリカと日本のサプリの違いって?
「日本よりアメリカのサプリメントの方が良い?!」なぜそのように言えるのか。
これにはさまざまな理由があります。
- 文化の違い
- サプリメントの扱いが違う
- 価格が安い
- 含有量が多い
①文化の違い
「アメリカのサプリメントは日本の10年先を行っている」と言われますが、これはアメリカには日本のような保険制度がないことが理由です。
私たち日本人は国民の義務として健康保険に加入していますよね。だから少し熱があったり、咳が出ると病院にいき、3割負担で最良の治療を受けることができます。
=病気になったら考えよう精神
しかしアメリカの場合は健康保険に入る必要がありません。だから多くの人は病気で病院に行かなければならなくなると、高額な医療費を支払わなければならなくなる。
=病気にならないように考えよう精神
そのためアメリカでは成人の半数以上の人が日常的にサプリメントを愛用していると言われています。
そのくらい需要があるため、さまざまなサプリメントが開発され、普及しているわけです。
②扱いの違い
- アメリカ:医薬品➡︎健康補助食品(サプリメント)➡︎食品
- 日本:医薬品➡︎食品(サプリメント)
アメリカの場合、サプリメントは医薬品と食品の間に明確な位置付けがあり、法律によって消費者が必要としている情報は全て開示しなければならない義務があります。
また「GMP」という厳しい品質基準が義務化されています。そのため品質に対する安心感も高い。
それに対し日本の場合、医薬品以外は全て食品の扱い。そのため品質管理はメーカー次第。
どんな成分がどれだけ入っているのかわからない場合が多いです。
もちろんGMPは義務化されていないので品質に対する安心感はアメリカ製には劣ります。
③価格の違い
サプリメントを飲み続ける上で重要なのが価格ですよね。あまりにも高いサプリメントは飲み続けられませんから。
そして価格に関しても基本的にはアメリカの方が安いです。(円安の影響などで変わる場合があります)
最近ではアマゾンや楽天市場でもアメリカのサプリメントを購入できますが個人的には「iHerb」がおすすめかなと。
アマゾンや楽天市場の場合は転売なのか、わかりませんが価格が少し高いんですよね。「iHerb」の場合アメリカの店頭で買うより安かったりしますからね。
サプリメントを買うには最強のサイトだと思います。使い方は簡単なのでサプリメントを買う際はぜひお試しください。
④1回あたりの摂取量の違い
実際にアメリカ製と日本製のマルチビタミンの「1回あたりの摂取量」の違いを比較してみました。
アメリカ:ネイチャーズウェイ「Alive! Multi-Vitamin」
栄養成分 | 1回あたりの含有量 | 1日の摂取量(%) |
カロリー | 10 | |
総炭水化物 | 2 g | 1%未満† |
食物繊維 | 1 g未満 | 3%† |
ビタミンA(ベータカロチン67%[10,000 IU]、酢酸レチニル33%[5,000 IU]) | 15,000 IU | 300% |
ビタミンC(アスコルビン酸) | 1,000 mg | 1,667% |
ビタミンD3(コレカルシフェロール) | 1,000 IU | 250% |
ビタミンE(コハク酸D-α-トコフェロール) | 200 IU | 667% |
ビタミンK1(フィトナジオン) | 80 mcg | 100% |
チアミン(ビタミンB1) | 25 mg | 1,667% |
リボフラビン(ビタミンB2) | 25 mg | 1,471% |
ナイアシン(ナイアシンアミド) | 125 mg | 625% |
ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩、ピリドキサール5-リン酸) | 50 mg | 2,500% |
葉酸 | 400 mcg | 100% |
ビタミンB12(シアノコバラミン) | 200 mcg | 3,333% |
ビオチン | 325 mcg | 108% |
パントテン酸(D-パントテン酸カルシウム) | 125 mg | 1,250% |
カルシウム(クエン酸/炭酸塩) | 237 mg | 24% |
鉄(ビスグリシン酸鉄キレート) | 18 mg | 100% |
ヨウ素(ヨウ化K、昆布粉末由来) | 153 mcg | 102% |
マグネシウム(クエン酸マグネシウム、酸化マグネシウム) | 125 mg | 31% |
亜鉛(グルコン酸亜鉛) | 15 mg | 100% |
セレン(L-セレノメチオニン) | 200 mcg | 286% |
銅(ビスグリシン酸キレート銅) | 2 mg | 100% |
マンガン(マンガンビスグリシン酸キレート) | 5 mg | 250% |
モリブデン(モリブデン酸ナトリウム) | 75 mcg | 100% |
ナトリウム | 5 mg | 1%未満 |
カリウム(クエン酸カリウム) | 50 mg | 1% |
日本:大塚製薬「Nature Made スーパーマルチビタミン&ミネラル」
栄養成分 | 1回あたりの含有量 | アメリカのサプリ と比べて(%) |
カロリー | 3 | ➖ |
総炭水化物 | 0.67 | ➖ |
ビタミンA | 300μg | 125% |
ビタミンC | 125mg | 800% |
ビタミンD | 10μg | 250% |
ビタミンE | 9mg | 50% |
ビタミンB1 | 1.5mg | 1600% |
ビタミンB2 | 1.7mg | 1400% |
ナイアシン | 15mg | 800% |
ビタミンB6 | 2mg | 2500% |
葉酸 | 240μg | 160% |
ビタミンB12 | 3μg | 6600% |
ビオチン | 50μg | 650% |
パントテン酸 | 6mg | 2000% |
カルシウム | 200mg | 118% |
鉄 | 4mg | 450% |
マグネシウム | 100mg | 125% |
亜鉛 | 6mg | 250% |
セレン | 50μg | 400% |
銅 | 0.6mg | 300% |
ナトリウム | 0〜2mg | 500% |
ナイアシン | 15mg | 800% |
クロム | 20μg | ➖ |
β−カロテン | 1.8mg | ➖ |
このようにアメリカのサプリメントは日本のサプリメントに比べて1粒あたりの摂取量が圧倒的。
これもおそらくサプリメントに対する考え方の違いの表れなのでしょうかね。
- 日本→とりあえず最低限の健康をキープできる摂取量
- アメリカ→超健康でいられる摂取量
また表を見てもわかるようにアメリカの栄養成分表は「1日の目標量に対する比率」なども記載されているのでわかりやすいですね。
とはいえアメリカのサプリメントは日本人には飲みにくいかも
アメリカ製と日本製のサプリメントの違いはわかっていただけたかなと思います。
基本的にアメリカ製のサプリメントの方が優れているのは間違いないのですが、唯一のデメリットがあります。それが粒の大きさ。
写真で違いを比較してみましたが、見ての通り大きいんですよね。
全てではありませんが1粒の摂取量が多いぶん、基本的には日本製のサプリメントより大きいです。
だから慣れるまで飲みにくさを感じるかもしれません。どうしても飲み込めない場合は「ピルカッター」などを使って細かくして飲むと良いと思います👍
アメリカと日本のサプリメントの違いのまとめ
今回はアメリカと日本のサプリメントの違いについて紹介させていただきました。
サプリメント飲みたいけど日本とアメリカのどっちを買えば良いの!という迷いがある場合はアメリカのサプリメントを買って間違いないでしょう。
なぜならアメリカのサプリメントの方が、
- 価格が安い
- 1粒あたりの摂取量が多い
- 品質が保証されている
- 種類が多い
など、日本のサプリメントよりもメリットが多くあります。
しかし飲みにくいというデメリットもあります。飲みにくい場合はピルカッターなどを使って飲みやすいサイズにカットして飲むと良いでしょう。
アメリカのサプリメントはiHerbで安く購入できます。まだ使ったことがない方はぜひ使ってみてください😌