懸垂などの背中の筋トレをしているとき、先に握力が負けてしまって追い込みきれなかった経験はないでしょうか?
そんな人におすすめしたいのが、今回紹介するパワーグリップです。
パワーグリップは握力の補助をしてくれるので、主に背中の筋トレのような引く(プル系)種目をするときに大活躍します。
今回はパワーグリップのおすすめや、使い方について紹介します。
コスパで選ぶなら「ALLOUT」がおすすめ!
パワーグリップにはさまざま種類がありますが、どれも価格がピンキリ。
中でもとにかくコスパがいいのが「ALLOUT パワーグリップ」です。
日本を代表するボディービルダーが監修しているので、使いやすさは間違いなし。
最近デザインの種類も増え、オシャレに生まれ変わりました!
パワーグリップの効果
パワーグリップにはこのような効果があります。
握力の補助
グリップ力アップ
手のひらの保護
握力の補助
パワーグリップは、握力の補助をしてくれるので、しっかり追い込みたいときに最適です。
特にプル系(背中の種目)では、まだまだやれるのに、握力が先に限界を迎えることも多いでしょう。
そんなときに、パワーグリップは効果を発揮します。
グリップ力アップ
素手で筋トレすると、手汗で持ち手が滑りやすくなります。
重い重量になるほど、落下させる原因に。
そんなときに、パワーグリップの出番です。
パワーグリップは、ラバー製のものが多く、持ち手のギザギザ部分に食い込むので、グリップ力アップに繋がります。
手のひらの保護
筋トレしていると、持ち手部分と手のひらが擦れ、痛みや豆の原因に。
パワーグリップを使うことで、持ち手と手のひらの間にワンクッションおけるので、手のひらの保護にも役立ちます。
パワーグリップのデメリット
パワーグリップのデメリットについて紹介します。
握力が鍛えられない
手首が蒸れたり痛くなる
握力が鍛えらない
パワーグリップは、握力の補助をしてくれる反面、握力自体は鍛えられなくなります。
ウォーミングアップでは使用せず握力を鍛え、メインセットに入ってからの握力の補助として使用するようにしましょう。
手首が蒸れたり痛くなる
パワーグリップは手首に固定しますが、その部分が蒸れやすく、かゆくなることがあります。
また荷重が手首全体にかかるため、擦れて痛くなることがあります。
パワーグリップを買う前に知っておきたい3つの注意点
ひとえにパワーグリップといっても様々なものがあり、それぞれ特徴があります。
ここでは、パワーグリップを選ぶときに重要になる3つ注意点について紹介していきます。
- ベロの素材
- ベロの長さ
- 手首の大きさに合うサイズを選ぶ
ベロの素材
ベロの素材には大きく分けて「ラバー・革・鉄」のパワーグリップがあります。
それぞれの特徴について紹介します。
ラバー製のパワーグリップ
ほとんどのパワーグリップはラバー製です。
ゴムなので滑りにくく、グリップ力向上に役立ちます。
「素材が柔らかいので使いやすい」というのも、ラバー製の特徴といえるでしょう。
革製のパワーグリップ
革製は高級感があるのでオシャレです。
ただ生地が薄いものが多く、高重量を扱うと手のひらが痛くなりやすい。
革製のパワーグリップの場合、使いはじめは少し硬いのですが、使っていくとだんだん手に馴染んでいく特徴があります。
鉄製のパワーグリップ
鉄製は握力が全く必要ないという大きなメリットがあります。
ただ基本的に、ストレートバーでしか使えないという大きなデメリットも。
チンニングバーなどの「斜めになっているバー」では使えません。
ベロの長さ
ブランドによってベロの長さは少し違ってきます。
一般的なダンベルやバーベルの持ち手部分は、「直径:8.7cm〜9.4cm」のものがほとんどなので、ベロの長さは10cm以内のものが使いやすいでしょう。
手首の大きさに合うサイズを選ぶ
腕時計を買うときにのように、パワーグリップを選ぶときも、手首のサイズを確認する必要があります。
マジックテープで固定するから「大丈夫だろ」と思いがちですが、意外と落とし穴になる場合があります。
当サイトでは比較表にサイズを記載しているので、選ぶときに参考にしてください。
パワーグリップの使い方
パワーグリップにはトレーニンググローブと同じように、右左があります。
合うようにつけてください。
握力を補助する場合
握力を補助する場合は、上の画像のように使用します。
ダンベルやバーベルの持ち手部分に、パワーグリップのベロを巻きつけるだけ。
これで握力の補助をしてくれます。
主に背中の種目などで、握力が先に負けてしまう場面で活用すると良いでしょう。
豆予防やグリップ力向上の場合
豆予防や、グリップ力を向上させたい場合は、パワーグリップのベロを手のひらに沿うように使用します。
特にベンチプレスなどのプッシュ系の種目では握力は必要ないので、このように使うことで手のひら摩擦を減らし、グリップ力向上に役立ちます。
パワーグリップとグローブならどっちがいい?
よく「パワーグリップとトレーニンググローブのどちらがおすすめですか?」という質問をいただきます。
この2つは用途が違うので、どちらも揃えたほうが良いでしょう。
パワーグリップとトレーニンググローブの違い
- パワーグリップ→握力の補助、豆予防
- トレーニンググローブ→豆予防
豆を作りたくない場合にトレーニンググローブは有効的ですが、握力の補助効果はもちろんありません。
両方あるに越したことはありませんが、どちらかを購入する場合は、トレーニンググローブがおすすめです。
パワーグリップは、握力が先に負けるくらいの重量を扱えるようになってからでも遅くないと思います。
おすすめのパワーグリップをランキングにしてみた!
ブランド | オススメ度 | サイズ | 素材 |
---|---|---|---|
⭐️⭐️⭐️⭐️ | S:16cm
M:18cm L:21cm |
ラバー製 | |
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | XS:12.5cm-15.5cm
R/L:18.1cm-20.5cm SM:15.6cm-18cm |
ラバー製 | |
⭐️⭐️⭐️⭐️ | 男性用:14cm-22cm
女性用:11cm-17.5cm |
ラバー製 | |
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | S:14cm-17cm
M:17cm-19cm L:18cm-21cm |
ラバー製 | |
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | S:-16cm
M:16.6cm-21cm XL:20cm- FREE:16cm-20cm |
ラバー製 | |
⭐️⭐️⭐️⭐️ | S:-16.5cm
M:16.5cm-19cm L:19cm- |
ラバー製 | |
⭐️⭐️⭐️ | S:女性・手首が細い男性
M:一般男性 |
ラバー製 | |
⭐️⭐️⭐️ | ワンサイズ | 鉄製 |
ゴールドジム パワーグリッププロ
最も多くのトップアスリートが使用する、プロも納得のゴールドジム。
耐久性も良く、5年以上した現在でも現役で使用できています。
迷ったらコレで間違いないと言える商品です。
Versa Gripps パワーグリップ
世界中のトップアスリート、セレブ、プロスポーツチームが使用するVersa Gripps。
元プロボディービルダーの山岸さんや、IFBB PROのJinさんなどもこのパワーグリップを使用していました。
デザイン性がよくおしゃれで、本物を求める人におすすめしたいパワーグリップです。
コブラグリップス ラバー製
コブラグリップスはベロの形が特徴的で、デザイン性が高いパワーグリップ。
本革製もありますが、滑りやすいのでラバー製がおすすめ。
収納ケースがついているので、片方だけ無くしたりする心配もありません。
king2ring パワーグリップ
コスパが良いうえにパッド部分のデザインがさまざまあり、おしゃれなパワーグリップ。
滑りにくいワイヤーラバーを使用しており、よくありがちなゴム匂がほぼないのが特徴です。
コスパがいいパワーグリップを探している人に、おすすめです。
ALLOUT パワーグリップ
日本を代表するボディービルダー浅野喜久雄選手が監修。
日本の数多くのトップフィジーカーが、愛用するパワーグリップです。
人体工学に基づいた設計で、強力なグリップ力と使いやすさを実現しています。
トータルパフォーマンスで選ぶなら、これが1番おすすめです。
シーク アルティメートグリップ
国内外で人気の高いSchiek(シーク)製のパワーグリップ。
厚手のゴムを2重に重ねているため、とても丈夫にできています。
グリップの先端には、バーベル抜け落ち防止のパッドが入っているので、安心して使用できます。
BEATLOME パワーグリップ
スポーツトレーナーが監修したBEATLOME。
素材には最大引き裂き強度600kgの摩耗、摩擦性に優れた特殊ノンスリップラバー生地を採用。
コストパフォーマンスにも優れ、ブランドにこだわりがなければ、まずおすすめしたいパワーグリップです。
パワーグリップ 鉄製
握力を必要としない鉄製のパワーグリップ。
使用シーンは限られますが、最後の追い込みのシーンで持っていると便利です。
パワーグリップおすすめ まとめ
ブランド | オススメ度 | サイズ | 素材 |
---|---|---|---|
⭐️⭐️⭐️⭐️ | S:16cm
M:18cm L:21cm |
ラバー製 | |
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | XS:12.5cm-15.5cm
R/L:18.1cm-20.5cm SM:15.6cm-18cm |
ラバー製 | |
⭐️⭐️⭐️⭐️ | 男性用:14cm-22cm
女性用:11cm-17.5cm |
ラバー製 | |
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | S:14cm-17cm
M:17cm-19cm L:18cm-21cm |
ラバー製 | |
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | S:-16cm
M:16.6cm-21cm XL:20cm- FREE:16cm-20cm |
ラバー製 | |
⭐️⭐️⭐️⭐️ | S:-16.5cm
M:16.5cm-19cm L:19cm- |
ラバー製 | |
⭐️⭐️⭐️ | S:女性・手首が細い男性
M:一般男性 |
ラバー製 | |
⭐️⭐️⭐️ | ワンサイズ | 鉄製 |
今回は、パワーグリップの使い方や、おすすめを紹介しました。
パワーグリップは握力の補助をしてくれるので、懸垂などの背中の筋トレをするときに大活躍。
「追い込みきれなかった」と後悔しないためにも、持っておくと便利ですよ。