カロリーメイトやプロテインバーをただ栄養補給できる食べ物と思っていませんか?
食事の置き換えとしてカロリーメイトを食べる人もいますが、それはダイエットに逆効果かも。
今回はカロリーメイトとプロテインバーの違いとそれぞれの用途について紹介していきます。
カロリーメイトとプロテインバーの違いとは?
| カロリーメイト | プロテインバー (inバー) |
用途 | 栄養補給に特化 | タンパク質補給に特化 |
栄養成分表示 | ・カロリー:400kcal ・タンパク質:8.7g ・脂質:22.4g ・糖質:40g ・食物繊維:2g =(炭水化物:42g) | ・カロリー:106kcal ・タンパク質:10.5g ・脂質:0.7g ・炭水化物:14.4g |
プロテインバーとカロリーメイトの栄養成分表示を比較してみました。カロリーメイトは高カロリーで炭水化物や脂質が多い。それに対してプロテインバーは低カロリーながらもタンパク質が多く摂れることがわかります。
カロリーメイトはあくまでも運動後専用
カロリーメイトは豊富な栄養素は摂れますが、炭水化物や脂質の摂取量が多くなります。そして食物繊維が少ないので消化が早くすぐにエネルギーに変わりやすいです。
だから運動後のエネルギー補給におすすめです。
例えば1日に複数回試合がある場合、できるだけ早くエネルギーを回復させなければなりません。
運動部に所属したことがある人であれば休憩時間に「おにぎり」や「バナナ」などを食べた経験があるかもしれません。
カロリーメイトもこれらと同じで繊維質が少なく消化が早いので素早くエネルギー補給したい時に最適です。
また豊富な栄養素が摂れるうえに保存期間が長いので非常食として備蓄しておくのも良いでしょう。
カロリーメイトはプロテインの代わりになるのか
筋トレなどの運動後にプロテインの代わりとしてカロリーメイトを食べている人も多いですが、これはあまりおすすめできません。
エネルギー回復を目的としてカロリーメイトを食べるのであれば良いと思います。しかし筋肉をつけたい場合カロリーメイトではタンパク質が足りません。
またタンパク質を摂るためにカロリーメイトを食べていては余分なカロリーを摂りすぎます。せっかく筋トレでカロリーを消費したのにその努力が水の泡に。要は効率が悪すぎるのです。
筋トレ後はカロリーメイトではなく消化吸収が早いホエイプロテインを飲みましょう。
プロテインバーはダイエットの置き換えとしても良い
プロテインバーは糖質が低く脂質も低め。なによりも高タンパクなのでダイエットの時におすすめ。
高タンパクな食べ物は代謝(食事誘発性熱産生)を上げダイエットの味方になってくれます。
カロリーメイトのように炭水化物や脂質は少ないのでエネルギー補給の場面には向きませんが、置き換えとしておすすめです。
また国産のプロテインバーよりも海外のプロテインバーのほうが糖質が低いものが多いのでダイエットしている時は特に海外のプロテインバーがおすすめです!
カロリーメイトとプロテインバーの違いのまとめ
今回はカロリーメイトとプロテインバーの違いについてお話ししました。
カロリーメイトは炭水化物や脂質などのエネルギー源が豊富に含まれているため運動後などのエネルギーを補給したい時にでおすすめ。
それに対しプロテインバーはタンパク質補給に特化しているためダイエット時の食事の置き換えやお菓子としておすすめです。
ぜひ2つの違いを理解しながら用途に合った使い方をしてみて下さい!