「筋トレのパフォーマンスを高めたい」「高重量でスクワットやデッドリフトをやりたい」
そんな方にぜひ使ってもらいたいのがトレーニングベルトです。
今回はトレーニングベルトの正しい使い方や効果について紹介していきます。
トレーニングベルトの効果とは
トレーニングベルトを使うことで「スクワット」や「デッドリフト」などのフリーウェイトにおいて安全にトレーニングを行うことができます。
トレーニングベルトの効果は大きく以下の2点です。
- 脊柱を守ることができる(腰痛予防)
- 強い腹筋を作ることができる
トレーニングベルトの効果①腰痛予防
トレーニングベルトを使うことにより筋肉から脊柱にかけられる圧力を高め脊柱を守ることができます。
フリーウェイトをすると上手く軌道が確保できなく腰を痛めてしまう原因にもなります。
トレーニングベルトを使うことでそういった怪我の予防効果が期待できます。
トレーニングベルトの効果②強い腹筋を作る
トレーニングベルトを使うことで身体の感覚に対するシグナルが発生するため腹部の筋収縮を強めることができます。
だから腹筋以外のトレーニングをしていてもトレーニングベルトをすることで腹圧を高めることができ、より強い腹筋を作ることができるのです。
例えばスクワットをしている時にトレーニングベルトを使えば脚を鍛えられえ、腹筋を鍛えられ、腰痛の防止にもなる。まさに「一石三鳥」とも言える効果を期待できるのです。
トレーニングベルトの正しい使い方って?
トレーニングベルトは、腹圧を高めてくれたり怪我予防に最適なトレーニングギアですが、これは適切な使い方をした場合に得られる効果です。
だからまずはトレーニングベルトの正しい使い方について解説していきます。
トレーニングベルトを使うのはメインセットのみ!
トレーニングベルトはずっと付けていれば良いというものでもありません。
例えば、メインセットの前にウォームアップをする人はウォームアップ中はつける必要はありません。
メインセットのみで使用すれば十分でしょう。
しかしベルトをつけることで動作パターンが変わってしまう可能性があります。
そのため、「ウォームアップの最後のセット+メインセット」での使用をおすすめします!
どのくらいの強さで締め付ければ良いの?
正直これは好みの問題かもしれません。
私は以前お腹を凹ませて、閉まるギリギリの穴に設定してトレーニングをしていました。
その方がしっかり固定されている感があって安心していたからです。
しかし締めすぎると腹圧を生むのが難しくなります。
締めすぎるよりはゆるい方が良いかもしれません。
トレーニングベルトの正しい選び方
ひとえにトレーニングベルトと言ってもその種類はさまざまあります。
最近よく目にするのが背中の部分だけ幅が太くなっていてそこにブランドロゴが書いてあるようなトレーニングベルト。
前側は幅が5cmなのに背中側の幅が10〜15cmに広がるようなベルトです。
私も某有名ジムで出しているベルトを使用していましたが、
実はこれ効果がないんです。
背中の部分だけ幅が広いから守ってくれそうな感じはしますが、ベルトが正常に機能するためにはベルトを巻く身体の外周全体に作用しなければなりません。
つまりは端から端まで同じ幅でなければなりません。前側よりも背中側の幅を広げる意味など無いのです。
だからおすすめのトレーニングベルトは端から端まで同じ幅のものです。そして幅は通常10cmのもの。
なぜ10cmなのかというと、ほとんどの人にとってろっ骨と股関節の間に巻けるベルトの幅が10cmが最大になるからです。
しかし身長が低い人や、ウエスト部分が短い人は7.5cm幅のベルトを使った方が良いかもしれません。以上を参考にトレーニングベルト選んでみてください。
こちらの記事でおすすめのトレーニングベルトについて紹介しています⬇️
トレーニングベルトの効果・使い方のまとめ
今回はトレーニングベルトの使い方とその効果について紹介させていただきました。
トレーニングベルトは効果があるものを正しく使えば、腹圧を高めて強い腹筋を作ったり腰痛などの怪我を予防する効果があります。
効果のあるトレーニングベルトとは、幅が均一のものでほとんどの人は10cm幅の物を選び、穴の間隔は狭いほうが微調節がしやすいのでおすすめです。
また、常につけていれば良いというものではありません。
ウォームアップをするのであれば「ウォームアップの最後のセット+メインセット」での使用をおすすめします。
締め付け具合は人それぞれの好みですが、締めすぎるよりはゆるい方が良いでしょう。
最近多い某ジムのブランドロゴが背中の部分に入ったトレーニングベルトでも一定の効果は期待できるので、初めて買う場合はこのような安価なものでも良いでしょう。